女性の髪の毛の悩みで良く聞くのが、薄毛と白髪。
加齢とともにこれらの悩みを抱える人は増えていきますから、今まさに悩んでいるという方も多いと思います。
どちらもよくある悩みですが、できれば同時には起こってほしくないですよね。
白髪と薄毛は同時に起こることはあるのでしょうか?
白髪と薄毛の関係性を解説しながら、悩みを解決するための方法をご紹介いたします。
あなたの知りたい事は?
白髪と薄毛は同時に起こらない?
「薄毛の人で白髪の人はあまり見たことがない」と思ったことはありませんか?
白髪の人は髪の毛がふさふさしているイメージがある!という人もいるのではないでしょうか。
このイメージから、白髪と薄毛は同時に起こりにくいのではと思われがちです。
実際は、白髪と薄毛は起こる原因が違うため因果関係はありません。
白髪は、主に加齢によるメラニンの分泌量の低下で起こります。
薄毛は、AGAやFAGAと呼ばれる病気で起こることが多いと言われています。
薄毛で白髪の人も当然いますが、印象の強い部分だけを記憶しがちです。
薄毛が強い人 → 白髪のイメージが薄い
白髪が強い人 → 薄毛のイメージが希薄
このように感じるため、同時に起こっていないと錯覚しがちなのです。
白髪と薄毛の原因は似通っている!?
主な原因は異なりますが、薄毛と白髪には共通する原因もあります。
同時に両方の症状が起こっているという方は、どちらにもあてはまる原因を調べてみて下さい。
改善への糸口が見つかるかもしれませんのでぜひチェックしてみましょう。
ただし、症状が重く気になるという方は自分でなんとかしようとせず、クリニックを受診するようにしましょう。
加齢による影響
薄毛も白髪も自然な老化現象として、程度の違いはありますが誰にでも起こる症状です。
■白髪への影響
白髪が生える原因は主にメラニンの分泌量の低下です。
メラニン色素を生成する酵素「チロシナーゼ」は年齢とともに減少していきます。
すると、メラニンの分泌量もだんだんと減っていき、白い髪の毛が生えてくるようになります。
■薄毛への影響
薄毛は女性ホルモンの減少です。
女性ホルモンの一種である「エストロゲン」は肌や髪の毛を女性らしく美しく保ってくれる効果があります。
これが加齢により減少していくと髪の毛の元気がなくなり、髪の毛の寿命が短くなって薄毛につながっていきます。
どちらも加齢による変化なので、完全に食い止めることはできません。
でも、薄毛対策にはエストロゲンの働きを補ってくれるイソフラボンを積極的に摂取するなど、対策は考えることができます。
ストレスによる影響
「ストレスで髪が抜けた」「ストレスで髪が白くなった」という話は良く聞きますよね。
ストレスは頭皮や髪の毛に影響を与えやすいため、ストレスが薄毛や白髪の原因になっている可能性はとても高いと言えます。
■白髪への影響
髪の毛の色素を作る「メラノサイト」と呼ばれる細胞はストレスに反応しやすい性質があります。
ストレスによる白髪は、メラノサイトが正常に働かなくなることが原因です。
■薄毛への影響
ストレスは血管を収縮し体の血行を悪くしてしまうこともあります。
血管が収縮すると体の隅々までしっかりと栄養を届けることが難しくなり、結果頭皮の栄養が不足することで薄毛になってしまいます。
ストレスは髪の毛だけでなく、体の機能にも影響を及ぼしやすいため、なるべくストレスを発散しやすい環境を整えていきたいですね。
栄養不足
健康な髪の毛が育つには、必要な栄養をしっかりと頭皮に届けてあげないといけません。
白髪も薄毛も髪の毛への栄養が十分に届かないことでも起こりえます。
症状が気になってきたからはまずは食生活から見直してみるのもよいでしょう。
髪の毛の成長に欠かせず、薄毛や白髪の改善にも効果がある栄養素は、タンパク質、ミネラル、葉酸、亜鉛などです。
頑張って食べていても、食べ物だけですべての栄養素を毎日摂取するのには限界があります。
気になる方はサプリメントを取り入れるなどして正しい食生活を心がけてみましょう。
睡眠不足
睡眠は健康の基本。
睡眠が慢性的に不足すると体にも良くありませんが、当然髪の毛にも悪い影響が出てしまいます。
■白髪への影響
白髪は先述の通り、メラニンの生成が減少することによって起こります。
睡眠中は「新しい細胞が作られ神経系の機能が回復する」時間です。
睡眠をしっかりとることで細胞の生成を促すことが髪の毛の成長やメラニンの生成には必要なことなのです。
■薄毛への影響
睡眠が不足すると精神状態も悪くなり、特に女性はホルモンバランスが崩れやすくなり薄毛につながります。
女性ホルモンの働きは、健康できれいな髪の毛を作るために重要です。
睡眠は髪の毛だけでなく健康の基本です。
睡眠時間をしっかりと確保し、質の良い睡眠をとれるよう日々心掛けましょう。
白髪や薄毛対策で注意すべきこと
一本だけ白髪が生えてきたときなど、ついつい抜いてしまう人は多いと思います。
しかし、よかれと思ってやったことも実は頭皮によくないことが多く、結果的に薄毛などにつながってしまうことも。
やりがちだけど本当は髪の毛に良くない行動をまとめました。
あなたもついやってしまっている可能性大!?
無理な対策をしない
これは髪の毛や体の健康を考える上ではとても重要なことです。
薄毛や白髪に良いとされていることは数多くあります。
しかし、すべてをやろうとするとどうしても無理があるため、余計なストレスを抱えてしまうことも。
ストレスは髪の毛の大敵です。
いくら体に良いことを行っても、それで大きなストレスを感じてしまっては逆効果になる可能性も。
生活の改善は一気にすべてやろうとせず、「まずは睡眠をしっかりとる」など、できるところから徐々にやっていきましょう。
白髪は抜かない
一本だけ見つけた白髪などはついつい抜きたくなりますよね。
白髪を抜くこと自体が薄毛に繋がることはありませんが、髪の毛を無理に抜くと毛根にダメージを与えてしまいます。
結果的に髪の毛が生えにくくなり薄毛につながる可能性があります。
また、髪の毛を抜くと髪の毛のヘアサイクルも乱れてしまうので、それも薄毛の原因になります。
白髪は見つけても根元から抜くことはしないようにしましょう。
白髪染めに注意する
白髪が増えくると、隠すために白髪染めを考えますよね。
白髪は根元からでも目立ってしまうため通常のカラーリングよりも染める頻度が高くなりがち。
そのため美容室に行かず、自宅で白髪染めをしているという方も多いかと思います。
しかし白髪染めは頭皮へのダメージも大きく、下手に自分で処置をすると頭皮がかぶれるなどのトラブルを引き起こすことも。
白髪染め自体が薄毛を引き起こすわけではありませんが、頭皮のトラブルから薄毛につながることは十分に考えられます。
出来る限り美容院で相談をして染めることをおすすめいたします。
髪の毛のトラブルは生活習慣から見直してみよう!
白髪と薄毛は、実際の因果関係はありませんし、どちらかしかならないということもありません。
しかし、どちらも髪の毛や頭皮の健康に左右されるもの。
共通の原因が影響している場合もありますので、どちらの症状も気になるというかたはまずは生活習慣から少しずつ気を付けてみましょう。
ただし、特に薄毛に関してはAGAなどの病気の場合も考えられます。
症状が重いと感じたり、生活習慣を気にしても改善の兆しが見られない場合は、早めにクリニックに足を運んでみましょう。
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